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J-GLOBAL ID:201502210290574778   整理番号:15A0860049

脅迫記憶を作り出す情動的な痛み回路を解明する。

Elucidating an Affective Pain Circuit that Creates a Threat Memory
著者 (8件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 363-374  発行年: 2015年07月16日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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中立的な刺激を痛みを伴う刺激と関連付けて,安定した脅迫記憶を作り出すことにより,動物は有害な状況を避けることを学ぶ。哺乳動物では,この形式の学習には扁桃体が必要である。痛みは嫌悪学習の主要な動機ではあるが,痛みのシグナルを扁桃体に伝えるメカニズムは十分に解明されてはいない。今回我々は,傍小脳脚核内でカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)を発現しているニューロンが,痛みシグナルを扁桃体中心核へ伝達することに必須であり,なおかつ本経路が痛みの情動的な動機付け的側面を転換していることを示す。CGRPニューロンを遺伝学的に停止することで,痛み応答および記憶形成が遮断される一方で,それらの光遺伝学的刺激は防御的応答と脅迫記憶を生み出す。同じく,扁桃体中心においてCGRP受容体を発現している痛み受容ニューロンは,脅迫記憶を確立するのに必須である。情動的な痛みシグナルを伝達する神経回路を同定することは,神経科領域の共存症状における痛み治療と関連するようである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (2件):
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