抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ニホンザルによる農作物被害は社会問題化していて,効果的な被害防止技術の開発が求められている。飼育下ニホンザル集団において超音波,シチメンチョウの音声に対する再生実験を行い,音刺激に対するサルの反応を検討した。実験開始3日目もしくは2日目という早い段階でニホンザルは音刺激に対して馴化を示し,忌避行動を起こさなくなるという結果が得られた。顕著な逃走反応を示す音や若干接近を躊躇させる音でも,単純に音刺激を提示する場合はニホンザルはすぐに馴化してしまうことが明らかになった。今後,どのような条件で馴れが生じにくいかを検討する必要がある。