文献

J-GLOBAL ID：201502210305186800   整理番号：15A1140842

活性炭布(ACC)に担持されたPd-Au触媒上のH₂O₂の水素化および分解に影響をおよぼす因子

Factors Influencing Hydrogenation and Decomposition of H₂O₂ Over Pd-Au Catalysts Supported on Activated Carbon Cloth (ACC)

著者 (4件)： GUDARZI Davood (Lappeenranta Univ. of Technol., Dep. of Chemical Technol., 53851, Lappeenranta, FIN) ,  TURUNEN Ilkka (Lappeenranta Univ. of Technol., Dep. of Chemical Technol., 53851, Lappeenranta, FIN) ,  HEINONEN Markku (Univ. of Turku, Dep. of Physics and Astronomy, 20014, Turku, FIN) ,  SALMI Tapio (Åbo Akademi Univ., Lab. of Industrial Chemistry and Reaction Engineering, 20500, Turku, FIN)
資料名： Topics in Catalysis  (Topics in Catalysis)
巻： 58  号： 14-17  ページ： 1019-1035  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： W1435A  ISSN： 1022-5528  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二元金属Pd-Au金触媒をパラジウムと金の前駆体による担体の同時共含浸あるいは結果的な含浸により調製した。触媒反応はParrステンレス製オートクレーブ中でバッチ式で行われ,メタノール(220 ml)が溶媒として用いられた。一連の実験は触媒の最終H₂O₂破壊活性に関するいくつかの変数と条件の影響を研究するために行われた。ここで研究された要素,即ち,担体の表面化学,パラジウムおよび金の量と比,触媒調製方法,H₂と空気中での触媒の熱処理,反応媒体,および反応温度。結論として,触媒のH₂O₂破壊活性は担体の表面化学およびパラジウムと金の量と比率により強く影響を受けた。PdとAuとの共含浸により調製された二元金属触媒は,結果的な含浸により調製された相当する触媒より分解性能が小さかった。硝酸により酸化活性炭布(ACC)に担持された触媒は,非酸化ACCに対応するものよりもかなり破壊性が少なかった。酸化されたACC上の触媒のH₂O₂分解活性は異なる温度でのH₂と空気中での熱処理により非常に影響を受けた。反応媒体として水の代わりにメタノールを使用するとH₂O₂破壊は十分に速くなった。さらに反応温度を増加させるとH₂O₂破壊が加速された。その分解を介したH₂O₂の触媒的破壊は水素化と比較すると相当低かった。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *活性炭 ,  *織物 ,  *パラジウム触媒 ,  *遷移金属触媒 ,  *担持触媒 ,  *過酸化水素 ,  *水素化 ,  *接触分解 ,  触媒調製 ,  二元触媒 ,  含浸 ,  硝酸 ,  酸処理 ,  反応温度 ,  プロセスパラメータ ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *金触媒

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  ガス化学工業  (YB02070O)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (11件)： 活性炭 ,  布 ,  ACC ,  担持 ,  Pd ,  Au ,  触媒 ,  H2O2 ,  水素化 ,  分解 ,  因子