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J-GLOBAL ID:201502210323002783   整理番号:15A1259465

効率的な水の酸化触媒として金属有機フレーム構造から導かれたMxCo3-xO4(M=Co,Mn,Fe)多孔性ナノケージ

MxCo3-xO4 (M = Co, Mn, Fe) porous nanocages derived from metal-organic frameworks as efficient water oxidation catalysts
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資料名:
巻:号: 44  ページ: 22300-22310  発行年: 2015年11月28日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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地球上に豊富にある元素を用いた効率的で堅牢な水の酸化触媒の設計と開発は,エネルギー変換と貯蔵技術にとって重要である。ここでは,単純な自己組織化法と低温アニーリング過程によって,単純な金属有機フレーム構造から導いたCo3O4多孔性ナノケージについて報告する。この方法によりMxCo3-xO4(M=Co,Mn,Fe)多孔性ナノケージ材料を合成することができ,Co3O4触媒における置換金属の比を正確に制御することができる。光化学,化学的駆動(セリウム(IV)駆動)及び電気化学的な水の酸化に対してこれらの触媒を調べたが,それらは水の酸化に対して優れた活性を示した。光触媒的な水の酸化反応においてCo3O4多孔性ナノケージを用い,中性pH下でCo原子当たり約3.2×10-4s-1の高いターンオーバー数(TOF)を得たが,これはメソポーラスシリカ上に担持したナノ構造化Co3O4クラスターのターンオーバー数に匹敵する。セリウム(IV)駆動による水の酸化の条件下で,Co原子当たり約3.6×10-3s-1の高いTOFを達成したが,これは他の既知の報告されている酸化コバルトのTOFの中で最高であった。電気化学的な水の酸化に対すCo3O4多孔性ナノケージの過電圧(1mAcm-2でη=0.42V)は,コバルトを用いた触媒の報告されている過電圧に匹敵する。多種の実験結果(例えば,XRD,TEM,HR-TEM及びXPS)により,Co3O4多孔性ナノケージが非常に安定であることがわかる。本研究では,水の酸化に対する安価で非常に活性なスピネル触媒の設計と合成に対する指針を示す。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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