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J-GLOBAL ID：201502210331648900   整理番号：15A0814353

ガラス形成と安定性に対する新しい展開

New horizons for glass formation and stability

著者 (2件)： GREER A. Lindsay (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  GREER A. Lindsay (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 14  号： 6  ページ： 542-546  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 純金属では安定なガラス形成が困難であると考えられてきたが,近年,純金属のガラス化が可能であることが分かってきた。本論文では,純金属の非晶質化に関する実験的および分子動力学シミュレーション研究の現状を紹介した。さらに,相変化型メモリーデバイスへの応用について考察を行うと共に,今後の展開と高速結晶化に対する理論構築の必要性を述べた。液体のアトマイゼーション,ナノチップ試料を用いた急速溶融と超高速冷却による純金属の非晶質化の例を示した。Mo,Ta,VおよびW等の体心立方構造を持つ金属ではガラス状態が得られ,立方最密充填構造の貴金属あるいはCu等は現状ではガラス化が困難であることを紹介した。それらの実験結果に,急冷液体状態とガラス状態のポテンシャルエネルギー,液相からの結晶の核発生と成長速度およびガラス形成能の報告を基に考察を加えた。

シソーラス用語： *ガラス転移 ,  *純金属 ,  高速冷却 ,  アモルファス化 ,  ガラス状態 ,  不揮発性メモリ ,  計算機シミュレーション ,  金属ガラス ,  晶析速度 ,  結晶化 ,  モリブデン ,  タンタル ,  バナジウム ,  BCC金属 ,  結晶成長 ,  能力 ,  結晶核形成 ,  過冷却 ,  タングステン
準シソーラス用語： *ガラス化 ,  ガラス形成能 ,  相変化メモリ ,  超高速冷却 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D) ,  記憶装置  (JC04060F)

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス形成 ,  安定性 ,  展開