技術面と関連した酸化物表面上のDNAの選択的および制御された結合形成のためのアルミナ被覆の役割り

CALAIS Theo; CALAIS Theo; PLAYE Benoit; DUCERE Jean-Marie; DUCERE Jean-Marie; VEYAN Jean-Francois; RUPICH Sara; HEMERYCK Anne; HEMERYCK Anne; ROUHANI Mehdi Djafari; ROUHANI Mehdi Djafari; ROSSI Carole; ROSSI Carole; CHABAL Yves J.; ESTEVE Alain; ESTEVE Alain

文献

J-GLOBAL ID：201502210335201218 整理番号：15A1367121

技術面と関連した酸化物表面上のDNAの選択的および制御された結合形成のためのアルミナ被覆の役割り

Role of Alumina Coatings for Selective and Controlled Bonding of DNA on Technologically Relevant Oxide Surfaces

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資料名：
巻： 119 号： 41 ページ： 23527-23543 発行年： 2015年10月15日
JST資料番号： W1877A ISSN： 1932-7447 CODEN： JPCCCK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

DNAの要素を含むモデルとして2-デオキシチミジン-5-一リン酸(dTMP)を取り上げ,酸化物表面上での結合状態を調べた。dTMPがOH末端のSiO₂へ吸着する際には化学結合は生じないが,Al₂O₃には化学吸着する。原子層蒸着で成長したAl₂O₃表面上のdTMPの結合状態を密度汎関数計算,X線光電子分光法およびFTIRにより決定した。dTMPはアルミナとは共有結合を形成する。計算では,dTMPの極性基である糖の環,リン酸基,およびチミンとアルミナとの共有結合は熱力学的に安定である。スペクトルデータとその理論的帰属は,結合が主としてチミンとリン酸基を通して生ずることを示した。dTMPは自己組織的層を形成せず,無秩序なdTMP層が形成される。アルミナにグラフトされたdTMPの密度はアルミナ層の厚さ,すなわち原子蒸着の回数,を変化させることにより制御できる。

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物理的手法を用いた吸着の研究 , 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル

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