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J-GLOBAL ID：201502210347036696   整理番号：15A0733518

新しいフラックスバリア形状による位置センサレス駆動集中巻IPMSMのトルク脈動低減設計

Torque Ripple Reduction Design of Concentrated-Winding IPMSM with New Flux Barrier for Saliency-Based Sensorless Drives

著者 (4件)： 加納善明 (国立高専機構豊田高専) ,  小坂卓 (名古屋工業大学) ,  松井信行 (中部大学) ,  中西俊人 (東洋電機製造(株))
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 135  号： 6  ページ： 725-733 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 同一制御方式で分布巻埋込磁石同期モータ(IPMSM)と同等の広い位置センサレス運転範囲のもとで,最大トルク向上,低トルク脈動を両立させる集中巻IPMSMの設計法の確立が望まれている。本論では,一般産業用集中巻IPMSMのドライブシステムにおいて,位置センサレス運転時の最大トルクを確保しつつ,使用目的から決まるトルク脈動制約を満たす集中巻IPMSMの回転子構造を検討し,その結果に基づく試作機実験により,その成果を検証した。試作機の特徴は,回転子ヨーク内に設けた円形のフラックスバリアにあり,これとV字磁石の組合わせにより,電機子電流通電時の磁気飽和を効果的に利用してトルク脈動の低減を達成したことにある。

シソーラス用語： *位置センサ ,  *センサレス制御 ,  電動機駆動 ,  *巻線 ,  *PMモータ ,  *同期電動機 ,  *脈動 ,  *トルク制御 ,  電気設計 ,  駆動方式 ,  回転子 ,  インダクタンス
準シソーラス用語： *集中巻 ,  *トルク脈動

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

引用文献 (26件)：

• (1) M. Motoike: “Permanent Magnet Type Synchronous Motor-EDM Series-”, Toyo technical review, No. 106, pp. 29-33 (2000) (in Japanese)
• 本池 稔:「永久磁石形同期電動機“EDMシリーズ”」, 東洋電機技報, No. 109, pp. 29-33 (2000)
• (2) 武田洋次・松井信行・森本茂雄・本田幸夫:埋込磁石同期モータの設計と制御, オーム社 (2001)
• (3) 電気学会:「実用面から見たリラクタンストルク応用電動機の用途別最適化技術」, 電学技報, Vol. 1080 (2007)
• (4) P. Guglielmi, M. Pastorelli, and A. Vagati: “Cross-Saturation Effects in IPM Motors and Related Impact on Sensorless Control”, IEEE Trans. IA, Vol. 42, No. 6, pp. 1516-1522 (2006)

タイトルに関連する用語 (5件)： センサレス ,  集中巻 ,  IPMSM ,  トルク脈動 ,  設計