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J-GLOBAL ID:201502210352299787   整理番号:15A1025307

汚染水の鉛の除去に使用された木灰の反復使用

Repeatable use of wood ash to remove lead from contaminated water
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 590-597  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: U1388A  ISSN: 1438-4957  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,木灰の鉛除去の能力とメカニズムを解明し,それによって除去された鉛の回収と,鉛回収後の木灰残渣の再利用について評価するためするために,木灰を使用した鉛吸着実験を行った。木灰の最大鉛除去能力は3.08mmolg-1であり,以前に報告された値より高かった。X線回折分析は,木灰によって除去された鉛の相は主として水白鉛鉱であり,それはおそらく,木灰と鉛イオン,木灰からの溶出した炭酸イオン,鉛イオンと反応した白鉛鉱の沈殿物,そして白鉛鉱から水白鉛鉱への変化という逐次反応の結果であることを示していた。水鉛鉱の沈殿に加えて,木灰中の酸不溶性物質による鉛の吸着もまた確認できた。pH6での木灰による鉛除去率は99%であったのに対し,pH2の溶液では除去鉛率は,17%と非常に低かった。木灰により除去された殆どの鉛は,0.1M HNO3を用いて容易に回収でき,鉛を回収した後の残渣は,少なくとも13~22mgg-1の吸着量で繰り返し鉛を除去することができた。Copyright 2014 Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  鉛とその化合物  ,  吸着,イオン交換 
引用文献 (27件):
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