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J-GLOBAL ID:201502210364403032   整理番号:15A1004188

ミトコンドリアDNA変異が,西洋中央部大西洋におけるブルーランドカニCardisoma guanhumiの分布内の鋭い遺伝的な切れ目を明らかにした

Mitochondrial DNA Variation Reveals a Sharp Genetic Break within the Distribution of the Blue Land Crab Cardisoma guanhumi in the Western Central Atlantic
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 15158-15174 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ブルーランドカニCardisoma guanhumiは,広く西洋中央部大西洋(WCA)の熱帯および亜熱帯河口地域全体に分布している。集団遺伝的構造と種の歴史的統計のパターンを,将来の保全戦略と漁業経営の意思決定のために,領域内の5集団(n=97)間の接続性を調べるために,mtDNA制御領域配列分析によって評価した。93の異なるハプロタイプを含み,全部で234の多型ヌクレオチドを配列領域内で明らかにした。支配的なmtDNAハプロタイプは見つからなかったが,代わりに,シングルトン数の多い少数の低頻度周期のハプロタイプの分布がわかった。NJ-ツリーと中央値接合ハプロタイプネットワークは,カリブ海とブラジルの海に沿って配置された河口からそれぞれに対応する2つの異なるクラスターを明らかにした。AMOVAとFSTの統計は,2つの主要な地域が存在するという仮説を支持した。系統地理学的な不連続性は,ベイジアン割り当て分析およびisolation-by-distanceの有意なパターンによって実証された。さらに,中立進化の試験とミスマッチ分布の分析が,ボトルネックとその後の集団増加に対応した,WCAにおける複雑な集団統計学の歴史を示している。全体的には,カリブ海とブラジルの集団間の遺伝的な鋭い切れ目が,ブルーランドカニの保全状況に懸念を提起した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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集団遺伝学 

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