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J-GLOBAL ID:201502210365299034   整理番号:15A1356555

噴火湾の堆積物から底層水への鉄と栄養塩類の再生動態

Regeneration dynamics of iron and nutrients from bay sediment into bottom water of Funka Bay, Japan
著者 (10件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 703-714  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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噴火湾の底層水における鉄の再移動と栄養塩再生を2010年8月より2011年12月の期間,2月に1回の割合で研究した。湾の海盆(深度92-96m)は高さ60mのシルにより湾口が北西太平洋に対して分けられている。3月から4月初旬にかけての春季植物プランクトンブルームの後,湾底層水の栄養塩類は8月から9月まで時間とともに蓄積傾向にあり,湾海底上への沈降有機物粒子の酸化分解により,4月から10月に深度に伴う栄養塩の増加傾向がある。対照的に,湾底層水への鉄再移動プロセスは栄養塩再生とは顕著な違いをみせる。底層付近における溶存と全溶解性鉄の高濃度と湾底層水における溶存鉄濃度と見かけの酸素消費量間における季節的変動関係は,湾底層水内における溶存鉄供給と除去プロセスの収支を反映している。湾還元的堆積物からのFe(II)の放出は,噴火湾底層水における溶存と全溶解性鉄の高濃度をもたらし,噴火湾における鉄の最も重要な起源の一つである。冬季鉛直混合期間湾底層から表層水への鉄の上方への輸送は,沿岸海水における植物プランクトン成長にとって生物的に有効な鉄供給の重要な役割を果たしている。Copyright 2015 The Oceanographic Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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生態系  ,  水圏・生物圏の地球化学 
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