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J-GLOBAL ID：201502210377998337   整理番号：15A0891317

アルミナ表面上の吸着種の立体配置の¹³C NMR緩和時間解析による決定

Determining adsorbate configuration on alumina surfaces with ¹³C nuclear magnetic resonance relaxation time analysis

著者 (8件)： VECINO P. A. (Dep. of Chemical Engineering and Biotechnology, Univ. of Cambridge, Pembroke Street, Cambridge CB2 3RA, GBR) ,  HUANG Z. ,  MITCHELL J. ,  MCGREGOR J. ,  DALY H. ,  HARDACRE C. ,  THOMSON J. M. ,  GLADDEN L. F.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 32  ページ： 20830-20839  発行年： 2015年08月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミナ表面に吸着した非環状および環状炭化水素の個別の炭素原子の表面相互作用の相対強度を¹³C NMR(NMR)のT₁緩和時間の化学的分解により決定した。吸着原子の緩和時間T_1,adsのバルク液体の緩和時間T_1,bulkに対する比が原子の移動度を示す。よって低いT_1,ads/T_1,bulk比は強い表面相互作用を示す。分子中の不飽和結合に伴う炭素原子は脂肪族炭化水素に比べて吸着によりT₁の減少が大きく,炭素-炭素多重結合による吸着が生じていることと対応する。緩和データを個別炭素原子のアルミナ表面に対する親和性により説明し,吸着立体配座を推定した。さらに,相互作用の強さおよび分子立体配座の違いを吸着種被覆率,温度,表面前処理,および共吸着種の存在により検討した。この緩和時間解析は広い範囲の触媒担体および担持金属触媒の表面に吸着した炭化水素の挙動の研究に適しており,複数の化学成分が表面に存在する場合に実際的な動作条件における系の解析の可能性を提供する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *アルミナ ,  表面 ,  *吸着 ,  *炭化水素 ,  相互作用 ,  *緩和時間 ,  *立体配座 ,  *炭素13NMR ,  固液界面 ,  移動度 ,  化学結合 ,  *不飽和炭化水素 ,  アルカン ,  アルケン ,  被覆率 ,  温度依存性 ,  触媒担体 ,  担持触媒 ,  ジエン ,  シクロアルケン
準シソーラス用語： 延伸表面 ,  界面相互作用 ,  脂肪族不飽和炭化水素 ,  脂肪族飽和炭化水素 ,  多重結合

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  有機化合物のNMR  (BM07044Q)

物質索引 (8件)： 1,3-シクロヘキサジエン ,  1,4-シクロヘキサジエン ,  1,4-ペンタジエン ,  1-ペンチン ,  1-ペンテン ,  cis-2-ペンテン ,  trans-2-ペンテン ,  シクロヘキセン

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミナ ,  吸着種 ,  立体配置 ,  NMR緩和 ,  時間解析