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J-GLOBAL ID:201502210394701088   整理番号:15A0761061

合成CXCR4模倣ペプチドのリガンド選択性

Ligand selectivity of a synthetic CXCR4 mimetic peptide
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号: 14  ページ: 4050-4055  発行年: 2015年07月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ケモカイン受容体CXCR4は,7回膜貫通型G蛋白質共役受容体(GPCR)ファミリーに属する。CXCR4は天然リガンドSDF-1αによって活性化される。また,CXCR4はCCR5と共に標的細胞へのHIV-1移入時の共受容体として機能する。最近,受容体の3つの細胞外ループ(ECL)を持つCX4-M1と命名したCXCR4模倣ペプチドを紹介した。CX4-M1はCXCR4を用いるHIV-1のX4指向gp120と,またこれらgp120蛋白質のV3ループペプチドに選択的に結合した。さらにCX4-M1はX4指向HIV-1による細胞感染を選択的に阻害する。CXCR4の最近公表された結晶構造にCX4-M1が示したECLのシーケンスを今回適合させた。得られたペプチド(CX4-Mc)の結合挙動並びにHIV-1感染への影響はCX4-M1と非常に類似しており,CX4-M1のオリジナル設計が遡及的に検証された。一方,CCR5(CR5-M)由来ECLペプチドはX4指向HIV-1 gp120には結合せず,X4指向HIV-1による細胞感染も阻害しなかった。さらに,CX4-M1ならびにCR5-Mは抗CXCR4抗体によって選択的に認識されたが,CX4-Mcは認識されず,SDF-1αに結合し,SDF-1αシグナル伝達を阻害し,CX4-M1介在選択的機能的CXCR4模倣の範囲を拡大することを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  抗ウイルス薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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