植物におけるアクアポリン

MAUREL Christophe; BOURSIAC Yann; LUU Doan-Trung; SANTONI Veronique; SHAHZAD Zaigham; VERDOUCQ Lionel

文献

J-GLOBAL ID：201502210427211929 整理番号：15A1202568

植物におけるアクアポリン

AQUAPORINS IN PLANTS

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資料名：
巻： 95 号： 4 ページ： 1321-1358 発行年： 2015年10月
JST資料番号： C0603A ISSN： 0031-9333 CODEN： PHREA7 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

水や低分子中性分子の膜透過に関わるアクアポリンは,植物では多数のイソフォームとして存在する。植物アクアポリンは細胞膜,小胞体,液胞,色素体,共生生物と相互作用する膜コンパートメントに局在する。このアクアポリンは水以外に,二酸化炭素やアンモニアなどの溶存ガス,ホウ素やケイ素などの非金属も透過する。リン酸化がこれらの膜透過において中心的役割を果たし,サイトゾルpHやCa,活性酸素などのシグナル伝達中間体に反応してアクアポリンは制御される。アクアポリンは干ばつでの根,葉の水圧調節,さらには栄養利用性,温度,光などの刺激に応答しての水圧調節に関与する。発芽や側根出現などの発生プロセスでもアクアポリンによる植物組織成長の水圧調節が重要となることを指摘した。

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細胞膜の輸送 , 発生,成長,分化

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