文献
J-GLOBAL ID:201502210440806817   整理番号:15A0602561

氷水中のアブレーションによる低減エネルギーギャップを持つAg-TiO2ナノ粒子のピコ秒レーザ生成

Picosecond laser generation of Ag-TiO2 nanoparticles with reduced energy gap by ablation in ice water and their antibacterial activities
著者 (6件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 1387-1396  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: D0256C  ISSN: 0947-8396  CODEN: APHYCC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1064nmの波長,200kHzの繰り返し速度,42~43.79μJのパルスエネルギー,0.342~0.357J/cm2のレーザフルエンスを持つピコ秒レーザを用いて,固体Ag及びTi標的のアブレーションにより,氷水中でAg-TiO2ナノ粒子を合成した。これらのコロイドナノ粒子の吸収スペクトル及びサイズ分布を,それぞれUV-可視分光法及び透過型電子顕微鏡法により得た。高角度環状暗視野走査型電子顕微鏡及びエネルギー分散X線分光法を用いて,ナノ粒子のモルフォロジー及び化学組成を特性評価した。その結果は,Ag-TiO2ナノ粒子のサイズは10nm以下~130nmの範囲にあること,130nm以上の幾つかの大きい粒子があること,その中の優性サイズは20nmであることを示した。共アブレーション中のAgナノ粒子による改変後に,TiO2ナノ粒子のネルギーギャップの1.75eVへの著しい減少が得られた。TiO2ナノ粒子のエネルギーバンドギャップの減少におけるAgナノ粒子の役割は,氷環境でのレーザアブレーション中にのみ見られ,室温での脱イオン水では見られなかった。更に,同一レーザ及び実験条件下で,TiO2ナノ粒子を氷水及び脱イオン水内で生成した。その結果は,両媒質におけるナノ粒子が同じエネルギーギャップ(約2.4eV)を持つことを示した。次に,生成Ag-TiO2ナノ粒子の抗菌活性を,標準実験室光条件下で,大腸菌に対して試験した。その結果は,このナノ粒子が,レーザ生成TiO2ナノ粒子よりずっと効果的に大腸菌を殺戮し得ることを示した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
レーザ照射・損傷  ,  コロイド化学一般  ,  光物性一般  ,  抗細菌薬の基礎研究 

前のページに戻る