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J-GLOBAL ID:201502210468485448   整理番号:15A1269545

金ナノ結晶の異方性成長のための自己組織化ペプチドナノアーキテクチャの芳香族側鎖の役割と疎水性キャビティーの鋳型効果

Roles of aromatic side chains and template effects of the hydrophobic cavity of a self-assembled peptide nanoarchitecture for anisotropic growth of gold nanocrystals
著者 (9件):
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巻: 23  号: 22  ページ: 7282-7291  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金ナノ結晶はその独特の物理的,化学的,および生体適合性特性により触媒としてまたセンシング/イメージシステム,光学/プラズモニックデバイス,エレクトロニクス,薬物送達システムおよび光温熱治療の利用に期待されている。多くの有機鋳型の利用が金ナノ結晶のサイズ,形状,構造,表面修飾,トポロジー制御を可能とし,金ナノロッド合成には形状制御のため細胞毒性界面活性剤が近年利用されている。金ナノ結晶形状制御のため,βシート形成ノナペプチド(RU006:Ac-AIAKAXKIA-NH2)を設計,合成し,HAUCl4との混合によりナノ結晶を既に調製している。本反応で50~100で金ナノリボンが形成される。本機構解明のため,RU006配列中のNal芳香族側鎖の他の芳香族側鎖への置換の影響,芳香族側鎖の電気化学的特性,RU006システムの化学量論を検討した。興味深いことに,ナフタレン基を持つRU006(Ag/Ag+に対する酸化ピーク電位1.50V)とかさかさ高アントラセン(Ant)基を持つRU006類似体(Ag/Ag+に対する酸化ピーク電位1.05V)はそれぞれ異方性(リボン状)と等方性(円形)金ナノ結晶成長に寄与した。この金ナノ結晶形態は金前駆体を収容し,ナフタレン環中の架橋反応により配向結晶成長を駆動する十分に大きな疎水性キャビティーの空間的配置によるものであった。本メカニズムの維持は[Phe6]-RU006濃度に対する[Ant6]-RU006のモル比の低減により得られた。アントラセンとナフタレン基の酸化還元特性の違いはほとんど形状に影響を与えなかった。適切な疎水性キャビティーの構築はペプチド自己組織化による金ナノ結晶アーキテクチャ鋳型化に重要である。本メカニズムは治療用途のための金属ナノ材料構築のための簡便,低毒性,マイルドな合成法開発に適用可能である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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金属の結晶成長  ,  ペプチド  ,  製剤一般 
物質索引 (1件):
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