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J-GLOBAL ID:201502210475568103   整理番号:15A0780872

レーザー加工技術の金型分野への応用 応用事例 7 レーザーアブレーション技術を活用したクリーニング技術

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巻: 30  号:ページ: 060-064  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ファイバ伝送が可能な固体レーザーによるクリーニング技術の特徴を説明した。微小スポット径に集光されたショットレーザーパルスレーザーをスキャナで走査し,材料の最表面層に照射することで,コーティング層あるいはコンタミ層を蒸発させる。同時に高出力で急峻な短パルスレーザーの照射により材料表面にはマイクロプラズマが生成し,その衝撃波,熱膨張圧で目標物が破壊される。適切なレーザーパラメータの選択で母材に損傷を与えず安全にコンタミ層のみを除去できる。生成した飛散物はバキューム装置で吸引し,フイルタに吸着させる。コンタミ層がアブレーションを起こすために必要なエネルギー密度Ic<母材でアブレーションが起きるエネルギー密度Isの関係が成り立つようにエネルギー密度を設定する必要がある。加工パラメータとしてのレーザー出力,パルス周波数,レーザースポット径,走査速度を選択することで適切なクリーニング条件を設定できる。アルミニウム溶接を行う場合,多関節ロボットによるレーザークリーニングシステムの導入で,溶接ビード内部のブローホール発生防止の工程短縮が可能になった。欧米でデファレンシャルギヤのギヤとケースの組立てがボルト締結からレーザー溶接に置き換わりつつあり,ギヤ表面のリン酸マンガン被膜の除去にレーザークリーニングが採用され,ブレーキパッドの選択的塗装剥離や,航空機製造分野のインラインやオンライン塗装剥離にも導入されている。また,金型へのレーザークリーニングの導入が進んできた。レーザークリーン社のバックパックと呼ばれる装置は,出力12W~1000Wのものがある。
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