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J-GLOBAL ID:201502210489922147   整理番号:15A1106689

暑熱環境下における泌乳ヤギの乳量および乳成分率の低下を軽減する冷房時間の検討

Assessing Cooling Periods for Improving Milk Composition in Lactating Goats Exposed to a Hot, Humid Environment
著者 (6件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 189-199  発行年: 2015年09月30日 
JST資料番号: L2633A  ISSN: 2185-081X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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高温環境で生き残るために,泌乳ヤギは採食量を減少させることで体熱産生を抑制する。熱産生量の減少は,泌乳成績の低下をもたらす。本研究は高温環境下における乳量及び乳質の低下を改善する有効な冷房時間を明らかにするために行われた。15頭の日本ザーネン種ヤギ(2才齢,2産,分娩後70日,体重46.1±2.8kg)が3群(2HC,4HC,6HC)に5頭ずつ配置された。各動物は不断給水で,粗く砕いたアルファルファヘイキューブを残食する量及び自家配合飼料300gを1日2回給与(9:30,17:30)された。搾乳は1日2回(9:00,17:00)行われた。2HC群の動物は高温環境(32°C,80%)に暴露開始後11から16日まで,午前及び午後の給飼に合わせて2時間,冷房(20°C,80%)された。4HCまたは6HC群の動物は高温環境(32°C,80%)に暴露開始後11から21日まで,午前及び午後の給飼に合わせてそれぞれ4または6時間,冷房(20°C,80%)された。2時間冷房は乳量及び乳質の低下を改善しなかった。4時間冷房は乳量の低下を改善したが,乳質の低下は改善されなかった。6時間冷房は乳成分生産量及び乳質の低下を有意に改善した。結果は,高温環境における泌乳ヤギの乳量及び乳質の低下を改善するためには,午前及び午後の給飼後6時間冷房する必要があることを示している。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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羊,山羊  ,  飼養管理 
引用文献 (21件):
  • AOAC. 1990. Official methods of analysis. 15th. Ed.\nAssociation of Official Analytical Chemists.\nArlington, Virginia.
  • Brown WH, Fuquay JW, McGee WH, Iyengar SS.\n1974. Evaporative cooling for Mississippi dairy\ncows. Trans. ASAE, 17: 513-515.
  • Buffington DE, Collier RJ, Canton GH. 1983. Shade\nmeasurement systems to reduce heat stress for\ndairy cows in hot, humid climates, Trans. ASAE,\n25: 1798-1802.
  • Buffington DE, Collier RJ, DeLorenzo MA. 1986.\nEvaporative cooling for dairy cows in Florida .\nASAE. pp. 86-4022. St. Joseph, MI.
  • Collier RJ, Dahl GE, VanBaale MJ. 2006. Major\nadvances associated with environmental effects\non dairy cattle. Journal of Dairy Science, 89: 1244-\n1253.
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