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J-GLOBAL ID:201502210497925279   整理番号:15A1349975

中国東部,Tan-Lu断層帯のJiangsu部における第四紀断層作用:野外調査とOSL年代測定からの証拠

Quaternary faulting of the Jiangsu part of the Tan-Lu Fault Zone, East China: Evidence from field investigations and OSL dating
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号: P1  ページ: 89-102  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Tan-Lu断層帯のJiangsu部における主要な脆性断層は,東から西の順に断層F1,F5,F2,F3,F4である。それらの第四紀における活動は未だ解明されていない。本稿では,第四紀における広範な断層活動を示唆する構造・堆積・地形・地質年代に関する証拠を提示した。個々の断層は第四紀堆積物中で狭いガウジ帯を,基岩中でガウジから成る未凝集性の断層岩,未固結の角礫,及び破砕帯を形成している。断層F1北部に沿う右づれ断層を例外として,主要な第四紀断層は若干の右ずれ成分を伴うスラストである。大量の断層-滑りデータの解析から,ENE-WSW圧縮は第四紀断層作用の発生要因であることが分かった。我々のOSL年代測定結果と第四紀堆積物の層厚変化から,断層F1北部の完新世における活動と断層F4北部のおそらく第四紀の活動を例外として,Tan-Lu断層帯のJiangsu部の主要断層における最近の活動時期は更新世後期である。これらの推論は,断層帯に沿うM≧4.0地震の欠如,断層変位データと第四紀堆積作用から第四紀の活動度は更新世後期により活発であったことが示唆されること,断層F2とF5が最も強く活動したこと,と調和的である。野外調査から,断層F1-F4は白亜紀のグラーベン境界断層の再活動で生じたこと,一方,傾斜方向が様々である断層F5は東部グラーベンの境界断層に伴うアンチセチック正断層の再活動に由来することが分かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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地質構造・テクトニクス  ,  年代測定 

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