抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レタス類を1日あたり6000株生産する延床面積1300m
2の人工光型植物工場において事業収支の聞き取り調査をおこなった。そして,経費の内訳を調べ,補助金や助成金などの経済的支援がある場合とない場合の損益分岐点を推測した。その結果,人工光型植物工場の経営を成り立たせるには,経済的支援の有無にかかわりなく,作物1株あたりの卸価格の向上と,固定費(光熱水費:特に電気代)および変動費(人件費:特にパート労働者の賃金)の低減が必要であった。光熱水費は,空調や照明機器の選択や運用法,電力契約を最適なものにすることにより低減できると考えた。人件費の低減には,人員の配置やシフト調整,工程管理,および生産管理や労務管理をおこなう優秀な社員の育成などの課題を克服しなければならないと考えた。