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J-GLOBAL ID：201502210512190272   整理番号：15A1038867

機械的合金化によって調製したナノ結晶Fe-Co-Si合金粉末の構造と磁気特性

Structural and magnetic properties of nanocrystalline Fe-Co-Si alloy powders produced by mechanical alloying

著者 (2件)： SHYNI P.C. (Dep. of Physics, Indian Inst. of Technol. Guwahati, Guwahati 781039, IND) ,  PERUMAL Alagarsamy (Dep. of Physics, Indian Inst. of Technol. Guwahati, Guwahati 781039, IND)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 648  ページ： 658-666  発行年： 2015年11月05日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遊星ボールミルで機械的合金化法によって製造した,ナノ結晶Fe_100-x-yCo_ySi_x(x=10,15,y=0~20)合金粉末の構造と磁気特性を報告した。粉砕したままのすべての粉末は,7~11nmの平均結晶サイズを有する非平衡α-Fe(Co,Si)の固溶体を示した。当初Co10原子%まで格子定数が増加し,Co含有量のさらなる増加では,さらにSiを導入することによる鉄の格子へのCoの溶解の遅延により減少した。Co含有量の関数としての,平均結晶子径,転位密度および結晶粒界の割合などの構造パラメータの変化は,それらの間の良好な相関関係を示した。Fe_100-x-yCo_ySi_x合金粉末中のCoの置換は,追加の磁気異方性を誘導する原子の配列に起因する飽和磁化と保磁力の両方を向上させた。熱磁化の研究は,キュリー温度(T_C)は10原子%のCo含有量までCo原子%あたり4Kの割合で増加し,より高いCo添加では増加の割合がCo原子%あたり1.4Kに減少することを明らかにした。構造および磁気的パラメータの変化は,Fe-Co-Si合金の組成に強く依存することを明らかにした。観察された結果は,Feに対するCoとSiとの適切な置換による,ナノ結晶のFe-Co-Si合金粉末の軟磁気特性の改善を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 鉄合金 ,  コバルト添加合金 ,  ケイ素添加合金 ,  メカニカルアロイング ,  粉末製造 ,  ナノ結晶 ,  *合金粉 ,  ボールミル ,  固溶体 ,  α鉄【金属】 ,  格子定数 ,  転位密度 ,  結晶粒界 ,  磁気異方性 ,  *飽和磁化 ,  *保磁力 ,  Curie温度 ,  濃度依存性 ,  *軟磁性材料
準シソーラス用語： α鉄固溶体

分類 (2件)： 金属の結晶構造  (BK06000V) ,  粉末製造  (WC02020M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 機械的合金化 ,  調製 ,  ナノ結晶 ,  Fe ,  CO ,  Si ,  合金粉末 ,  磁気特性