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J-GLOBAL ID:201502210526008906   整理番号:15A0972211

膜特性に及ぼすステロール脂肪族側鎖の影響: 分子動力学研究

Influence of the sterol aliphatic side chain on membrane properties: a molecular dynamics study
著者 (4件):
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巻: 17  号: 35  ページ: 22736-22748  発行年: 2015年09月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一連のコレステロール類似体のアルキル側鎖の長さの影響に関する最近の実験的調査(Angew.Chem.,Int.Ed.,2013,52,12848-12851)に続いて,ここでは,POPC二重層中のメチル分岐側鎖ステロール(isoシリーズ)の挙動の原子論的分子動力学キャラクタリゼーションを報告する。研究したステロールは,アンドロステノール(i-C0-ステロール),コレステロール(-C8-ステロール),ならびに4つの他の誘導体(i-C5,i-C10,i-C12,i-C14-ステロール)を含む。各ステロールについて,イソ系列に沿う膜特性の微妙な局部効果およびより実質的な差分変化を調査した。四環系の位置と方向は,全ての化合物でほぼ同じである。研究した全ステロールのなかで,コレステロールが,POPCアシル鎖の疎水性長さとベストマッチングしたステロールであるが,長い鎖のステロールは,対向する膜のリーフレットに噛み合う。実験観察によれば,最大の秩序化効果がステロール中間鎖長(i-C5,コレステロール,i-C10)について観察された。短または長鎖誘導体ではなく,これらのステロールにおいてのみ,(不飽和sn-2鎖と比較して)POPCの飽和SN-1鎖との優先相互作用が観察された。本研究は,膜特性の変調と生体膜における横組織の調節におけるステロールアルキル鎖の重要性を強調した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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