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J-GLOBAL ID:201502210526080894   整理番号:15A0458040

ヒトの尿中のクレアチニンの測定のための超高性能液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析の開発と検証

Development and validation of an ultra-high performance liquid chromatography-tandem mass spectrometry method to measure creatinine in human urine
著者 (11件):
資料名:
巻: 988  ページ: 88-97  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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体液中のクレアチニンの各種分析法を利用する測定が数十年にわたって行われているにもかかららず,この化合物の正確な定量は,まだ大きな課題である。特に,バイオバンク中に保存される大量の試料でバイオマーカーを評価する新たな動向のために,大きな試料スループットと試料の低容量の両方に対処する単純で高速な方法が依然として関心がもたれている。これらの課題に応じて,ヒトの小容量に尿中のクレアチニンの測定のために正確な超高性能液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(UHPLC-MS/MS)法を開発した。この方法で,尿試料は,塩基性移動相によって単純に希釈し,その後の精製段階を経ずに,正のエレクトロスプレイイオン化(ESI)条件下で直接的に注入した。非常に高感度の3連4重極質量分析計(XEVO TQ)の利用に起因する重要な希釈係数(104倍)と内部標準としてのクレアチニン-d3の添加の組み合わせが,尿由来のマトリックス効果を完全に排除した。本法は,ドイツの熟達度試験(PT)/外部精度評価(EQA)スキーム(G-Equas)からの認証標準試料を利用する生体試料の分析法の検証についての2012年のEMA指針に従って検証した。正確度と回収率に対して得られたすべての結果は,G-Equasによって定められた公認の許容範囲内である。本法の検量線は,0と5g/Lの範囲で直線であり,LODとLOQは,それぞれ5×10-3g/Lと10-2g/Lであった。反復性(CVr=1.03~2.07%)と日内の実験室内再現性(CVRW=1.97~2.40%)は,EMA2012の指針を満たす。はじめに,本検証法をドイツG-Equas熟達度試験(2013と2014の51と53)のそれぞれの実施に適用した。得られた結果は,再び許容範囲内であり,熟達度試験のスキームの主催者による標準値に酷似した。最後に,本法を190名の慢性腎臓病(CKD)患者と20名の健常人の計210名の尿試料中のクレアチニンの濃度の測定に適用し,得られた結果(0.12g/Lから3.84g/Lまでの範囲)を比べた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  泌尿生殖器の臨床医学一般 
物質索引 (1件):
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