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J-GLOBAL ID:201502210532497188   整理番号:15A1289439

高熱安定性ニッケルナノ粒子の合成とアンモニア分解特性

Synthesis and Catalysis of Thermally Stable Nickel Nanoparticles
著者 (1件):
資料名:
巻: 54  号: 11  ページ: 564-568 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高温条件において5nm以下の極小粒子径を維持するニッケルナノ粒子触媒の合成プロセスと,アンモニアの分解反応への適用結果を述べた。ナノ粒子の前駆体となる有機錯体分子の大きさと,担体となるNa-Yゼオライトの細孔径を考慮して,材料を適宜選択することにより,高熱安定性金属ナノ粒子を得た。ニッケルの前駆体として,有機金属錯体ニッケロセンNi(C5H5)2を用いた。ゼオライトの細孔内にニッケル種を固定するため,紫外光照射によりニッケロセンの有機配位子を室温で分解した。各合成段階において種々の分析手法を用いて評価し,ニッケル粒子の形成機構を明らかにした。紫外光照射によるニッケロセンの構造変化を赤外分光法とX線回折法で評価した。つぎに,水素雰囲気での加熱によるニッケルの還元挙動を調べるために,還元中に出入する熱量と生成ガスを,示差走査熱量計と質量分析で評価した。水素還元過程におけるニッケル粒子の形成挙動を明らかにするために,還元前と還元した試料を透過型電子顕微鏡で観察した。ニッケル含有量が約2mass%の各触媒のアンモニア分解特性を密閉式の反応器を用いて評価した。ニッケルナノ粒子は,高温でアンモニア分解反応に用いられた後も極めて小さな粒子径を維持し,高い活性を示した。
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引用文献 (8件):
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