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J-GLOBAL ID:201502210535010270   整理番号:15A0734923

Epinecidin-1抗菌活性 in vitro膜リーシスおよびマウスモデルにおけるHelicobacter pylori感染に対するin vivo効率

Epinecidin-1 antimicrobial activity: In vitro membrane lysis and In vivo efficacy against Helicobacter pylori infection in a mouse model
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  ページ: 41-51  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Helicobacter pylori(H.pylori)感染は高度に流行性であり,胃炎,消化性潰瘍および癌を含む種々の胃の病気と強い関連を持つ。過去20年にお家,既存の抗生物質への耐性を持つH.pylori菌株が現れた。現在,H.pylori感染の治療(プロトンポンプインヒビターついで広域スペクトル抗生物質による三重治療法)は,高い不成功率を持つ部分最適化である。そういう次第なので,H.pyloriに対する新しいアプローチに対する明らかなニーズがある。本研究では,Epinecidin-1(Epi-1)がin vitroでH.Pyloriに対し効率的殺菌活性を示し,マウスモデルにおいてH.Pylori誘導の宿主免疫応答を調節することについて報告した。Epi-1は,抗生物質感受性および臨床的抗生物質耐性菌株に対し低い最小発育阻止濃度(MIC)を示した。さらに,Epi-1治療は1-N-フェニルナフチルアミン(NPN)蛍光プローブ取込を引き起こし,これは膜リーシスを誘導することを示唆した。サドル-スプレー膜曲率の生成により,膜は不安定化されることを透過型電子顕微鏡写真が明らかにした。マウス感染モデルにおけるEpi-1の経口投与(1日1回用量)は,通常のプロトンポンプインヒビター(PPI)三重治療的抗生物質と比べてH.pyloriに対し強い効率(p<0.00152)を持った。Epi-1はCD4+-FOXP3+T調節性およびTh17サブセット個体群のin vivo減少を通じて感染を阻害し,持続的H.pyloriコロニー形成の除去を助けた。Epi-1はIL-10を阻害してFOXP3発現レベルに影響し,炎症性サイトカイン応答を減少させることをマウス脾臓および胃組織のフローサイトメトリーおよび遺伝子発現解析が示した。重大なことは,高用量のEpi-1は,口内,皮膚および眼刺激モデルにおいて毒性影響を及ぼさなかった。まとめると,Epi-1は,H.pylori感染に対する多剤耐性の治療に対し有望な効率的で安全な単一治療医薬品である可能性を結果が示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  微生物感染の生理と病原性 
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