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J-GLOBAL ID:201502210550080928   整理番号:15A0938953

歪んだn型およびp型変調ドープGaInNAs/GaAs量子井戸における量子振動と干渉効果

Quantum oscillations and interference effects in strained n- and p-type modulation doped GaInNAs/GaAs quantum wells
著者 (8件):
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巻: 48  号: 30  ページ: 305108,1-9  発行年: 2015年08月05日 
JST資料番号: B0092B  ISSN: 0022-3727  CODEN: JPAPBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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III-V化合物GaInNAs/GaAsは,その発見以来,優れた光学的電気的性質のチューニング可能性から注目され,多くの研究がなされている。バンドギャップ,有効質量,格子定数などを窒素含有量により変えることができる。通常のIII-V化合物と異なり,数%の窒素を含むGaInAsはバンドギャップを大幅に減少させ,有用なオプトエレクトロニクス素子材料となる。この優れた性質にもかかわらず,窒素の存在は,結晶の品質を著しく低下させる。本研究では,窒素原子の存在がGaInNAs/GaAs量子井戸構造の磁場の存在下での輸送現象に与える影響を調べた。n型およびp型変調ドーピングを施したGaInNAs/GaAs量子井戸の磁気抵抗を測定した。ρxxの量子振動と,ρxyの量子Hall効果(QHE)のプラトーが,窒素原子の存在により影響を受けることを見いだした。ドーピングよる窒素原子に関係した電子散乱と有効質量が増強される結果,電子移動度が低下し,二次元電子ガス密度が高くなり,QHEプラトーが抑制された。一方,低磁場において,Shubnikov-de Haas振動が発達し,その振動強度は窒素含有量とともに減少した。n型試料について観測されたQHEの異常は,窒素に関連した無秩序とLandau準位ゆらぎの重なり合いにより生じた。n型試料において観測された弱い反局在化は,強いスピン軌道結合の存在を示唆するものである。
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分類 (1件):
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13-15族化合物を含む半導体-半導体接合 

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