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J-GLOBAL ID:201502210574490469   整理番号:15A1311436

津波氾濫流の密度に関する基礎実験

ELEMENTARY EXPERIMENT ON THE MAXIMUM DENSITY OF TSUNAMI INUNDATION FLOW
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.355-I.360 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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津波荷重に線形的に影響を及ぼす津波氾濫水の密度ρの「最大値」を初歩的であるが,工夫した水理実験に基づいて検討している.実験で発生させた氾濫流は津波氾濫流と言えるか,実験水路の縦断面形が氾濫流の乱れを過度に励起していないか,氾濫水の採水方法は妥当か,つまり実験結果は氾濫水の平均密度と言えるか,水路幅や水平水路部の長さは妥当か,実験前の土砂量は適切か,炉乾燥後に自然放置して冷ました土砂で実験を行ってよいか,水理量を計測機器で測定していないなど,検討課題や確認事項が多々残されているが,氾濫水の最大密度が1.2g/cm3程度に達し得ることを実証している.本研究の実験範囲では,氾濫水の最大密度は実験前の土砂の粒径分布,氾濫水の採取量,氾濫流量にほとんど依存しないこと,実験前の土砂と氾濫水中の土砂の粒径分布に違いがほとんど認められないことを確認している.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  水理学一般,水理実験 
引用文献 (8件):
  • 1) 日本建築学会:建築物荷重指針・同解説,pp. 577-579, 2015.
  • 2) FEMA : Guidelines for Design of Structures for Vertical Evacuation, FEMAP646, 2012.
  • 3) 玉田崇,田村保,高橋智幸,佐々木元:河川での津波防災検討における津波移動床モデルの適用性に関する研究,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 65, No. 2, pp. 301-305, 2009.
  • 4) 藤田尚毅,稲垣和男,藤井直樹,高尾誠,金戸俊道:津波による海底地形変化評価モデルの現地適用性に関する研究,海洋開発論文集,第26巻,pp. 213-218, 2010.
  • 5) 有川太郎,佐藤昌治,下迫健一郎,富田孝史,廉慶善,丹羽竜也:津波越流時における混成堤の被災メカニズムと腹付工の効果,港湾空港技術研究所資料,No. 1269, p. 37, 2013.
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