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J-GLOBAL ID:201502210575695072   整理番号:15A0890864

ナフタレンカルボン酸で保護されたルテニウムナノ粒子の化学反応性:界面脱炭酸による粒子間の電荷非局在化

Chemical Reactivity of Naphthalenecarboxylate-Protected Ruthenium Nanoparticles: Intraparticle Charge Delocalization Derived from Interfacial Decarboxylation
著者 (7件):
資料名:
巻: 119  号: 27  ページ: 15449-15454  発行年: 2015年07月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ルテニウムナノ粒子は,その安定性と多くの有機キャッピング配位子への親和性により集中的に研究されている。本研究では,金属-配位子界面にRu-O結合が生成したルテニウムナノ粒子を官能化するために,新たな保護配位子としてナトリウムナフタレンカルボキシレートを用いた。ナトリウム2-ナフタレンカルボン酸を含む1,2-プロパンジオール中でRuCl3を熱分解還元でルテニウムナノ粒子を調製した。得られたナフタレンカルボン保護ルテニウムナノ粒子(RuCOONA)の平均直径はTEM観察で1.30±0.27nmであった。さらに,そのRuCOONAの高温熱水処理は,ナフタレン(NA)部分がRu-C結合で金属コアに結合し,効果的にカルボン酸部分を削除することが,FT-IRやXPS測定結果で分かった。調製したままのナノ粒子に比べて熱水処理したナノ粒子はホトルミネセンス(PL)発光の赤方偏移,およびナノ粒子表面のNA基の式量電位の負シフトで証明されるように,光学的及び電子的特性に大幅な逸脱を示した。これは,ナノ粒子コア電子が有機キャッピング配位子にばらまかれ,粒子と結合したNA基間の効果的電子カップリングに起因する。
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分類 (4件):
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界面化学一般  ,  分子の電子構造  ,  白金族元素の錯体  ,  錯体のルミネセンス 
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