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J-GLOBAL ID：201502210577793292   整理番号：15A0859074

ポルフィリン金属-有機骨格に寄り触媒されるマスタードガス模倣物の選択的光酸化

Selective Photooxidation of a Mustard-Gas Simulant Catalyzed by a Porphyrinic Metal-Organic Framework

著者 (4件)： LIU Yangyang (Dep. of Chemistry, Northwestern Univ., 2145 Sheridan Road, Evanston, IL 60208-3113 (USA)) ,  HOWARTH Ashlee J. (Dep. of Chemistry, Northwestern Univ., 2145 Sheridan Road, Evanston, IL 60208-3113 (USA)) ,  HUPP Joseph T. (Dep. of Chemistry, Northwestern Univ., 2145 Sheridan Road, Evanston, IL 60208-3113 (USA). [e-mail]) ,  FARHA Omar K.
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 31  ページ： 9001-9005  発行年： 2015年07月27日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マスタードガス模倣体,2-クロロエチルエチルスルフィド(CEES)の光酸化について,ポルフィリンを用いた金属-有機骨格(MOF)触媒を用いて調べた。室温および中性pH値において,安価な市販の発光ダイオードを用い,PCN-222/MOF-545により一重項酸素が生成した。PCN-222/MOF-545により生成した一重項酸素は,CEESを選択的に酸化して,比較的毒性の低い生成物2-クロロエチルエチルスルホキシド(CEESO)を生成し,高毒性のスルホン生成物の生成はなかった。酸化剤として過酸化水素を用いる現行法と比較して,この方法は,マスタードガスの無毒化に対してより実際的であり,便利で効果的な方法である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *光酸化 ,  *スルフィド ,  *一重項酸素 ,  発光ダイオード ,  *ジルコニウム錯体 ,  *遷移金属触媒 ,  *光触媒反応 ,  炭素13NMR ,  化学兵器 ,  解毒 ,  脂肪族塩素化合物 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  *ジルコニウム触媒 ,  *金属-有機骨格

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  触媒反応一般  (CB06080F)

物質索引 (4件)： 2-クロロエチルエチルスルフィド ,  マスタードガス ,  4,4′,4′′,4′′′-(21H,23H-ポルフィリン-5,10,15,20-テトライル)テトラキス安息香酸 ,  エチル(2-クロロエチル)スルホキシド

タイトルに関連する用語 (6件)： ポルフィリン ,  金属-有機骨格 ,  触媒 ,  マスタードガス ,  模倣 ,  光酸化