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J-GLOBAL ID:201502210585136837   整理番号:15A0860260

航空機乗客の手荷物から押収された食物中の主要な食品媒介性病原体の出現率

Prevalence of major foodborne pathogens in food confiscated from air passenger luggage
著者 (7件):
資料名:
巻: 209  ページ: 3-12  発行年: 2015年09月16日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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EUは,動物および動物由来製品(POAO)ならびに輸入時の獣医学的制御の重要性に関連する指令および規則をいくつか発表している。残念なことに,関連リスクに関する入手可能な情報はほとんどなく,旅行者によって運ばれるPOAOにおける人獣共通感染症病原体の実際の出現率に関するベースラインデータを収集する試みも成されていない。これらの課題に対処するために,近年,EUは,研究プロジェクト”PROMISE”を導入し,出資した。その主な目的は,未規制輸入品を介して食品媒介性病原体がEUに持ち込まれる場合に関連するリスクを評価することであった。オーストリアの保健当局の特別許可を得て,ウィーン国際空港(VIE空港)に到着する非EU諸国からの240のフライトの乗客61355人の手荷物を無作為抽出検査した。8か月の期間にわたり(2012年8月~2013年3月),1473のPOAOアイテムが押収された。合計600のサンプルが,サルモネラ属種,カンピロバクター属種,ベロ毒素産生性大腸菌およびListeria monocytogenesの出現率分析に適していた。食品媒介性病原体は,全サンプルの5%(30/600)で検出された。最も高い出現率は,2.5%でL.monocytogenesに起因し,次いで,VTECおよびサルモネラ属種がそれぞれ1.3%および1.2%であった。カンピロバクター属種は,600のサンプルのいずれにも存在しなかった。L.monocytogenesの多座位配列タイピング(MLST)により,この配列タイプ(ST)は,世界的に最も存在するクロナールコンプレックス1,2,3,5,9および121に一致することが明らかになった。概して,L.monocytogenes ST9が優勢なアレルプロファイルであり,それは主にトルコの食肉製品から分離された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物検査法  ,  食品の汚染 

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