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J-GLOBAL ID：201502210596161620   整理番号：15A0939947

マグネトロンスパッタNi-Mn-Sb-Al強磁性形状記憶合金薄膜における改善された磁気熱量効果

Improved magnetocaloric effect in magnetron sputtered Ni-Mn-Sb-Al ferromagnetic shape memory alloy thin films

著者 (2件)： BARMAN Rahul (Functional Nanomaterials Res. Lab, Dep. of Physics and Centre of Nanotechnology, Indian Inst. of Technol. Roorkee ...) ,  KAUR Davinder (Functional Nanomaterials Res. Lab, Dep. of Physics and Centre of Nanotechnology, Indian Inst. of Technol. Roorkee ...)
資料名： Vacuum  (Vacuum)
巻： 120  号： PA  ページ： 22-26  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： E0347A  ISSN： 0042-207X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Ni-Mn-Sb強磁性形状記憶合金(FSMA)薄膜のマルテンサイト相変態,磁気熱量効果(MCE),及び機械特性にアルミニウム(Al)添加が及ぼす効果を系統的に調べた。等温磁化(M-H)曲線から,Ni₅₀Mn_36.3Sb_10.4Al_3.3薄膜において272KでΔS=15.2mJ/cm³Kの大きなエントロピー変化が見られた。冷凍能力(RC)も2Tの磁場をかけたすべての薄膜に対して計算した。さらに,室温ナノインデンテーション測定をすべての薄膜で行い,Ni_49.7Mn_36.4Sb_8.3Al_5.6薄膜で約12.6±2.2,280±2.3GPaの硬度と弾性率の高い値を明らかにした。このように,Alを適切に添加すれば,Ni-Mn-Sb薄膜の機械特性とMCEが大きく改善された。これら結果は,Ni-Mn-Sb-Al薄膜は微視的な長さスケールの磁気冷凍へ応用する有望な候補材料であることを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *形状記憶合金 ,  *ニッケル合金 ,  マンガン含有合金 ,  アンチモン含有合金 ,  *アルミニウム含有合金 ,  マグネトロンスパッタリング ,  スパッタ蒸着 ,  マルテンサイト変態 ,  *磁気熱量効果 ,  曲線 ,  *冷凍能力 ,  ナノインデンテーション ,  硬度 ,  弾性係数
準シソーラス用語： エントロピー変化 ,  *磁化曲線

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (8件)： マグネトロンスパッタ ,  Ni ,  Mn ,  Sb ,  Al ,  強磁性形状記憶合金 ,  薄膜 ,  磁気熱量効果