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J-GLOBAL ID:201502210623819048   整理番号:15A1349980

地殻規模の走向移動断層帯に沿って対照的な隆起削剥史:チベット南東部における始新世から中新世のAilao Shan-紅河剪断帯

Contrasting exhumation histories along a crustal-scale strike-slip fault zone: The Eocene to Miocene Ailao Shan-Red River shear zone in southeastern Tibet
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巻: 114  号: P1  ページ: 174-187  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チベット南東部における4つの変成地塊,Xuelong Shan(XLS),Diancang Shan(DCS),Ailao Shan(ALS),Day Nui Con Voi(DNCV),は,Ailao Shan-紅河(ASRR)剪断帯のコヒーレント部分を構成していると考えられる。本研究では,ALS地塊の冷却経路を明らかにし,これらの経路をDCS地塊のそれらと比較することによって,地殻規模の剪断帯の冷却/隆起削剥史の詳細を解明する。本研究でALS地塊の異なる各部分は2つのステージのダイヤクロナウス的冷却史を経たことが分かった。ALS地塊の2つの冷却ステージ,すなわち前期の約45-715°C/年という急速な冷却と後期の10-17°C/年という緩慢な冷却は,同じ剪断帯沿いのDCS地塊の冷却史とは大きく異なる。後者は前期の11-17°C/年という緩慢な冷却及び後期の30-140°C/年という急速な冷却過程を示す。本研究は,同じ地殻規模の剪断帯沿いに,異なる冷却/隆起削剥史が存在したことを確かめた。この対照的な隆起削剥史から,ALS及びDCS地塊はチベット南東部における漸新世-中新世の構造進化時に異なる熱-造構史をたどった互いに孤立したユニットであると考えられる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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地質構造・テクトニクス  ,  年代測定 

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