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J-GLOBAL ID:201502210640185680   整理番号:15A1063390

Li-O2電池の酸素活量向上用添加剤としてのγフッ素化エーテル

A gamma fluorinated ether as an additive for enhanced oxygen activity in Li-O2 batteries
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 37  ページ: 19061-19067  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ペルフルオロカーボン(PEC)はO2の高溶解性で知られ,Li-O2電池でカソードの性能を高める添加剤として検討されて来た。しかしPFCは有機溶媒に溶け難く,Li-O2電池へのPFCの実用を妨げる主要な問題である。その上カソード液中でのO2物質移動性に対するPFC添加剤の効果は詳しく調べられていない。そこで一種のγフッ素化エーテルである1,1,1,2,2,3,3,4,4-ナノフルオロ-6-プロポキシヘキサン(TE4)の性質を調べ,これがLi-O2電池に頻用される溶媒のテトラグライム(TEGDME)とよく溶け合うことを見出した。その結果からTE4添加剤を使えばO2溶解度が4倍高く,O2拡散係数が2倍にまで高まることが分った。TE4を20vol%添加すると,約0.4mAcm-2に相当する400mAgC-1の高放電レートで放電容量が約10倍に増大する。1Hと19FNMRとでLi-O2電池放電後のTE4の化学安定性を調べると放電後もTE4の信号が維持されている。FTIRとXPSの測定では,副反応のLiTFSiとTEGDMEからの生成物に混じってLi2O2が放電生成物として存在している。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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二次電池  ,  液体の輸送現象一般 

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