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J-GLOBAL ID:201502210640665282   整理番号:15A0493327

炭化種実資料からみた長野県諏訪地域における縄文時代中期のマメの利用

Examining the utilization of pulses in the Middle Jomon period of the Suwa region from carbonized seed remains
著者 (6件):
資料名:
号:ページ: 37-52  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: F1187A  ISSN: 2188-3483  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本論文では,長野県諏訪地域の3遺跡(原村大横道上遺跡,原村南尾根遺跡,岡谷市花上寺遺跡)の炭化種実分析結果を報告し,縄文時代中期のマメ類利用の実態を検討した。これらの遺跡では,堅果類の利用とともにマメ類の利用が普遍的に行われており,特にアズキ亜属の利用が多かった。さらに,ダイズ属とアズキ亜属の炭化種子サイズの検討から,縄文時代中期後葉の大横道上遺跡では,現在の栽培種ダイズと同程度の体積のダイズ属炭化種子が見つかり,ダイズ属の大型化が起こっていたことを,当地域の炭化種子資料で初めて明らかにした。その一方で,アズキ亜属の炭化種子では,現在の栽培種アズキと野生種ヤブツルアズキのサイズが重なる中間型のものしか見つからず,大型化現象がダイズ属に比べて遅れていた可能性が考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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第四紀  ,  豆類 

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