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J-GLOBAL ID：201502210675856294   整理番号：15A1187084

化石中のマイクロスケールにおけるセリウム異常

Cerium Anomaly at Microscale in Fossils

著者 (5件)： GUERIAU Pierre (IPANEMA, CNRS, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  GUERIAU Pierre (Synchrotron SOLEIL, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  MOCUTA Cristian (Synchrotron SOLEIL, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  BERTRAND Loiec (IPANEMA, CNRS, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  BERTRAND Loiec (Synchrotron SOLEIL, Gif-sur-Yvette, FRA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 17  ページ： 8827-8836  発行年： 2015年09月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球化学的な試料中に存在する希土類元素の濃度の測定は,試料が由来する古代の環境に関する情報を与える。著者らは,化石中のセリウムのスペシエーションをマイクロスケールで行うことにより,セリウム異常を解釈し,その化石が生育していた環境に関する情報を得ることを試みた。試験には,白亜紀後期の動物化石(エビ,魚,甲殻類の化石)を用い,セリウムのスペシエーションマッピングは,シンクロトロンX線吸収分光(μXRF)により行い,希土類元素パターンはX線蛍光マッピングにより得た。μXRFにおけるビームスポットは,11×7μm²程度の広さであった。測定の結果として,実際に4価のセリウムを検出したが,1つの化石中では,セリウム濃度に拘わらず,[Ce(IV)]/[Ce(total)]は変動していなかった。また,同じ地域から出土した他の化石においても,同様な[Ce(IV)]/[Ce(total)]を示していた。

シソーラス用語： *セリウム化合物 ,  *金属イオン ,  *地球化学 ,  希土類元素 ,  *動物化石 ,  *スペシエーション ,  長さ ,  X線吸収分光法 ,  蛍光X線分析
準シソーラス用語： X線蛍光分析 ,  *セリウムイオン ,  マイクロスケール

分類 (3件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  X線スペクトル  (BH03040J) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 化石 ,  マイクロスケール ,  セリウム