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J-GLOBAL ID:201502210686057768   整理番号:15A0791521

無傷前頭前野錐体ニューロンにおける細胞接着シングルチャンネル記録は区画化持続的ナトリウム流のD1/D5受容体調節を明らかにする

Cell-attached single-channel recordings in intact prefrontal cortex pyramidal neurons reveal compartmentalized D1/D5 receptor modulation of the persistent sodium current
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資料名:
巻: 2015  号: Feb  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7037A  ISSN: 1662-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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持続的Na+流(INap)は前頭前野(PFC)ニューロンのドーパミン調節の重要な標的と考えられている。過去の研究はINapに対するドーパミンの効果を調べているが,全細胞のINap記録が困難なため大部分の結果は矛盾していた。これら混乱を回避するため,無傷前頭前野層V錐体ニューロン,近位樹状細胞(PD)または近位軸索(PA)由来の単一ナトリウムチャンネルを細胞接着パッチクランプ法を用いて記録した。基底条件下では,多くの解像ナトリウムチャンネル開口は73mVの外挿逆電位,14~19pSの斜方コンダクタンスを示し,テトロドトキシン(TTX)による阻害記録された。大部分は類似していたが,軸索では>40msの長期発火傾向のニューロンまたは樹状細胞よりも何倍も発火は持続した。D1/D5受容体アゴニストSKF81297は左側に全体流の活性化カーブをシフトし,ニューロンまたはPAで記録されないがPDで記録される遅速イベント数を増加させた。しかし,最大効果は,D1/D5受容体アゴニストがPDでほぼ7倍,ニューロンで3倍発火を延長したが,PAでは延長が認められないことであった。結果として,D1/D5受容体活性化は,近位軸索樹状突起領域にわたる発火延長と等しかった。したがって,D1/D5受容体調節はPAでなくPD/ニューロンにおけるナトリウムチャンネルを主に標的とするようだ。INapのD1/D5受容体調節を研究する過去の試みの落し穴を回避することにより,D1/D5受容体活性化が近位発生INapを増加し得るが,D1/D5受容体が大部分のINapが正常発生するより遠位初期セグメントでどのようにNa+流を調節するかについては問題が残る。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  細胞膜の受容体 

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