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J-GLOBAL ID：201502210688301453   整理番号：15A0940053

チオール-エン反応によって合成した新規チオール-アミン-およびアミノ酸機能性キシラン誘導体

Novel thiol- amine- and amino acid functional xylan derivatives synthesized by thiol-ene reaction

著者 (5件)： PAHIMANOLIS Nikolaos (Dep. of Biotechnology and Chemical Technol., Aalto Univ. School of Chemical Technol., Kemistintie 1, 02150 Espoo, FIN) ,  KILPELAEINEN Petri (Finnish Natural Resources Inst. (Luke) , Jokiniemenkuja 1, P.O.Box 18, 01301 Vantaa, FIN) ,  MASTER Emma (Dep. of Chemical Engineering and Applied Chemistry, Univ. of Toronto, 200 Coll. Street, Toronto, ON, M5S 3E5, CAN) ,  ILVESNIEMI Hannu (Finnish Natural Resources Inst. (Luke) , Jokiniemenkuja 1, P.O.Box 18, 01301 Vantaa, FIN) ,  SEPPAELAE Jukka (Dep. of Biotechnology and Chemical Technol., Aalto Univ. School of Chemical Technol., Kemistintie 1, 02150 Espoo, FIN)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 131  ページ： 392-398  発行年： 2015年10月20日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では新規チオエーテルキシランを溶媒として水を使用して,簡単な手順を経て合成した。まずアリル基を40°Cで水性アルカリ性条件下で塩化アリルのエステル化によるキシランの主鎖に導入し,置換度(DS)が最大値0.49を提供した。第二段階ではアリル基は新規チオール-,アミンまたはアミノ酸官能キシランを提供し,チオ酢酸,システアミン塩酸塩またはシステインと反応させた。提示したモジュラ手法は,新たな多糖類系材料を開発するための幅広い可能性を提供した。チオ酢酸-エン反応は,汎用性の高い水溶性ポリチオールを提供し,大気条件で保存することができ,そして直前に使用するために単純な加水分解による脱保護できる,保護されたチオールを生み出す多糖修飾のための最初の報告であった。遊離チオール基をチオール-チオール酸化カップリングを介して,ヒドロゲル形成のために利用し,3次元ヒドロゲル足場および架橋発泡体のようなヒドロゲル形状の良好な管理を可能にした。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エン反応 ,  *チオラート ,  *アミノ酸 ,  *キシラン ,  スルフィド ,  アリル基 ,  エステル化 ,  置換率 ,  生産方式 ,  多糖類 ,  水溶性 ,  加水分解 ,  チオール ,  酸化的カップリング ,  ヒドロゲル ,  脂肪族塩素化合物 ,  アリル化合物 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *チオール-エン反応 ,  *チオール酸 ,  チオエーテル ,  置換度 ,  モジュラ方式 ,  酸化カップリング

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (4件)： 塩化アリル ,  チオ酢酸 ,  システアミン塩酸塩 ,  システイン

タイトルに関連する用語 (7件)： チオール-エン反応 ,  チオール ,  アミン ,  アミノ酸 ,  機能性 ,  キシラン ,  誘導体