文献
J-GLOBAL ID:201502210696440054   整理番号:15A0645918

固体サンプリングの電熱気化誘導結合プラズマ発光分光法を介したプラスチック材料の直接多元素分析

Direct multi-element analysis of plastic materials via solid sampling electrothermal vaporization inductively coupled plasma optical emission spectroscopy
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 1064-1071  発行年: 2015年05月29日 
JST資料番号: C0770C  ISSN: 0267-9477  CODEN: JASPE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,誘導結合プラズマ発光分光法と組み合わせた電熱気化を用いて,内部のプラスチック材料(ABS,LDPE)中の有機および無機添加剤としてのCd,Cu,Cr,FeとSbの定量について記述する。ガス状ハロゲン化修飾剤としてのCCl2F2の影響を調査した。特に,炭化物形成元素に関して感度が向上し,メモリー効果が大きく減少した。外部較正とサンプルボートに直接添加した水性標準溶液の標準添加により,較正を行った。典型的なサンプル質量として5mgを使用し,検出の絶対限界(3s基準)は,0.1ng(Cd)と9ng(Fe)の範囲であり,それぞれ0.1mg/kgと1.6mg/kgの相対値に相当する。検出限界は,玩具の安全性に関する欧州指令などの欧州指令に照らして,プラスチック材料中の元素含有量を監視するのに十分である。開発したETV-ICP-OES法は,高いサンプル処理能力(分析あたり3分),低いサンプル消費量,および分析元素に関する良好な真度と精度で,高速分析を可能にする。サンプル調製は,マッフル炉内でのサンプルの灰化に低減される。さらに,添加剤の化学形態に関係なく測定は可能である。検証に関して,開発した方法で得られた結果を,消化後の独立した方法のICP-MS/OESの測定結果と比較した。また,本方法の適用性と正確性を確認するために,固体プラスチック標準物質のBAM-H010において,Cd,CrとPbを測定した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機物質中の元素の各種分析  ,  化学的性質  ,  重金属とその化合物一般 

前のページに戻る