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J-GLOBAL ID：201502210704039470   整理番号：15A0767558

クラシックギターにおける弾弦位置の違いによる音色変化

著者 (3件)： 志野文音 (東京藝術大) ,  丸井淳史 (東京藝術大) ,  亀川徹 (東京藝術大)
資料名： 音楽音響研究会資料
巻： 34  号： 1  ページ： 1-6  発行年： 2015年 
JST資料番号： L4628A  ISSN： 0912-7283  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,クラシックギターにおける弾弦位置による音色変化の弁別閾を調べることを目的とし,1弦の開放弦について精神物理学的測定法の極限法を用いて調査した。実験では,12フレットからブリッジまでを5mm間隔で弾いた計63カ所の弾弦位置の中から標準音とする位置を11力所設定し,各標準音から12フレット方向,ブリッジ方向それぞれに音色が等しいと判断される弾弦位置となる主観的等価点(PSE)を求めた。また,弾弦位置と物理特性との関係性についても調べた結果,わずかな弾弦位置の違いが音色変化に影響を与えていることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 楽器 ,  *楽器音響 ,  励振 ,  *音色 ,  振動励起 ,  振動モード ,  依存性 ,  音響学 ,  音響振動 ,  実験 ,  音波放射
準シソーラス用語： クラシックギター ,  位置依存性 ,  音響音声学 ,  *楽器演奏 ,  弦楽器 ,  被験者実験 ,  演奏者

分類 (1件)： 楽器音響  (BB03070Y)

引用文献 (6件)：

• John M. Grey(1977). "Multidimensional perceptual scaling of musical timbres." the Acoustical Society of America. vol.61, no.5, pp.1270-1277.
• 金沢純一,田中幸和,岡村宏(2006). "クラシックギターの表面板の力木配置について" Dynamics & Design Conference 2006, 725-1-725-4, 一般社団法人 日本機械学会。
• 神野晋平,井上喜雄,芝田京子(2007). "ギターの有限要素法解析と音創生" Dynamics & Design Conference 2007, "322-1-322-4' 一般社団法人 日本機械学会。
• 田中幸和,岡村宏,小澤健悟(2006). "クラシックギターの音質評価包方法の一考察" Dynamics & Design Conference 2006, 724-1-724-4, 一般社団法人 日本機械学会。
• 林洋次(2001). "ギターの摩擦振動と音響振動" 日本機械学会 関東支部 「第7期総会講演会公演論文集」 一般社団法人 日本機械学会。

タイトルに関連する用語 (3件)： クラシックギター ,  弦 ,  音色