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J-GLOBAL ID：201502210711112124   整理番号：15A1007605

FeRh_1-xCo_xの磁気相転移

著者 (7件)： 大武和樹 (東北大 金属材料研) ,  小野寺礼尚 (東北大 金属材料研) ,  三井好古 (鹿児島大 理工) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  木村尚次郎 (東北大 金属材料研) ,  渡辺和雄 (東北大 金属材料研) ,  小山佳一 (鹿児島大 理工)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2014  ページ： 79-81  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FeRhは低温で反強磁性(AFM)を示し,350Kで強磁性(FM)への一次の磁気相転移を示す。この磁気相転移に伴い,0.3%の格子ひずみ,巨大磁気抵抗効果や磁気熱量効果を示し,磁性機能材料として注目されている。磁気冷凍材料としては室温近傍の使用が求められるため,本研究ではRhサイトを一部Coで置換することにより動作温度を室温付近にすることを目的とした。FeRh_1-xCo_x試料をアーク溶解により作製し,強磁場中における磁化測定およびX線回折測定を行い,磁気相転移と結晶構造との関係を調べた。その結果,組成x=0.01の試料が室温付近でAFM-FM相転移を示すことを明らかにした。また,相転移に伴い格子定数が等方的に0.3%変化し,FeRhと同等の磁歪特性を保持することを示した。

シソーラス用語： *ロジウム合金 ,  鉄含有合金 ,  コバルト添加合金 ,  アーク融解 ,  規則化 ,  熱処理 ,  B2型金属間化合物 ,  *磁化 ,  強磁場 ,  *磁気転移 ,  *結晶構造 ,  反強磁性 ,  強磁性 ,  格子定数 ,  磁歪

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (1件)： 磁気相転移