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J-GLOBAL ID：201502210716897677   整理番号：15A1038862

SO₄^2-イオンを含むマイクロ波合成したNaPO₃-V₂O₅ガラスのインピーダンス分光研究

Impedance spectroscopic studies on microwave synthesized NaPO₃-V₂O₅ glasses containing SO 4 2 - ions

著者 (4件)： SUJATHA B. (Dep. of Electronics and Communication, MSR Inst. of Technol., Bangalore 560054, IND) ,  CHETHANA B.K. (Solid State and Structural Chemistry Unit, Indian Inst. of Sci., Bangalore 560012, IND) ,  VISWANATHA R. (Solid State and Structural Chemistry Unit, Indian Inst. of Sci., Bangalore 560012, IND) ,  NAGABHUSHANA H. (Dep. of Physics, Tumkur Univ., Tumkur 572103, IND)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 648  ページ： 622-628  発行年： 2015年11月05日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SO₄^2-イオンを含む改質リン酸ナトリウム-酸化バナジウムガラスのインピーダンス分光研究は,周波数の広い範囲にわたって行われてきた。変調DSC研究は,アルカリ塩の添加はガラスの剛性を低下させ,より脆弱になることを示唆した。周波数依存インピーダンスデータを,直流導電率および活性化エネルギーを計算するために使用した。これらの値は,他のイオン性液体と同程度である。導電率と緩和現象は普遍的な交流導電率の冪乗則およびモジュラス形式を使用して合理的に説明された。緩和機構の活性化エネルギーは,両方のプロセスにおいて同様のエネルギー障壁の関与を意味する直流導電率のものに近い,電気的モジュラスピークの虚数部を用いて決定した。Kohlrausch-William-Watts(KWW)拡張指数βは,温度に鈍感であり,冪乗則指数(s)は,温度依存性である。これらのガラスで強化された導電率は,解重合構造に起因している。その構造の中では,格子間のSO₄^2-イオンで構成されている,拡張ネットワーク内におけるNa⁺イオンの移動が進む。活性化エネルギーに対する構造の影響は,abinitio DFT計算によって十分に支持されている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 硫酸イオン ,  化学合成 ,  マイクロ波照射 ,  *リン酸ナトリウム ,  *酸化バナジウム ,  スペクトロスコピー ,  インピーダンススペクトル ,  *ガラス ,  硫酸ナトリウム ,  イオン伝導 ,  指数関数 ,  緩和現象 ,  温度依存性 ,  ab initio法 ,  密度汎関数法 ,  酸化ナトリウム ,  ガラス転移点 ,  押込硬さ ,  Cole-Coleの円弧則 ,  誘電緩和 ,  複素誘電率 ,  *電気伝導率 ,  活性化エネルギー ,  周波数依存性 ,  イオン液体
準シソーラス用語： Kohlrausch-Williams-Wattsの式 ,  インピーダンス分光法 ,  マイクロ波合成

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  セラミック材料試験  (HB04000M)

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン ,  マイクロ波合成 ,  ガラス ,  インピーダンス ,  分光 ,  研究