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J-GLOBAL ID:201502210724255269   整理番号:15A1080369

ヒストンデアセチラーゼ阻害剤としてのインドール含有キャップ基を有するN-ヒドロキシベンズアミド誘導体の開発

Development of N-hydroxybenzamide derivatives with indole-containing cap group as histone deacetylases inhibitors
著者 (8件):
資料名:
巻: 23  号: 19  ページ: 6258-6270  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒストンデアセチラーゼ阻害剤(HDACI)は,多くの疾患の治療において多くの注目を集めつつあり,そのなかで癌が最も難治性の疾患である。インドールキャップ基を有する新系列のN-ヒドロキシベンズアミド誘導体を設計し,合成した。ほとんどの化合物が優れたHDAC阻害活性を示し,特に6種の4-(3-(1H-インドール-3-イル)-2-ベンズアミド-プロパンアミド)-N-ヒドロキシベンズアミド誘導体は低ナノモルIC50値(1.5~13.0nM)を有し,陽性対照SAHA(ボリノスタット)よりもはるかに強力であった。最も強力な化合物(S)-4-クロロ-N-(1-((4-(ヒドロキシカルバモイル)フェニル)-アミノ)-3-(1H-インドール-3-イル)-1-オキソプロパン-2-イル)ベンズアミド(8r)は複数の腫瘍細胞株においてSAHAよりもわずかに高い増殖阻害活性を示したが,化合物8rの抗増殖活性は,そのHDAC阻害活性より劣るように思えた。HDACクラスI細胞アッセイの結果から,細胞透過性の不足によって抗増殖活性の低さを説明することができた。加えて,化合物8rはHDACクラスIと同様のHDACIIa細胞活性を見せ,これは化合物8rが強力な汎HDAC阻害剤である可能性があることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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酵素一般  ,  ピロールの縮合誘導体  ,  薬物の合成  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (3件):
物質索引
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