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J-GLOBAL ID：201502210729837516   整理番号：15A0556658

イミダゾールとベンズイミダゾールを基礎としたCu²⁺検出シッフ塩基蛍光プローブ

Schiff base fluorescence probes for Cu²⁺ based on imidazole and benzimidazole

著者 (3件)： WANG Xingjian (School of Chemistry and Pharmaceutical Engineering, Qilu Univ. of Technol., Jinan, Shandong 250353, CHN) ,  XU Ting (School of Chemistry and Pharmaceutical Engineering, Qilu Univ. of Technol., Jinan, Shandong 250353, CHN) ,  DUAN Hongdong (School of Chemistry and Pharmaceutical Engineering, Qilu Univ. of Technol., Jinan, Shandong 250353, CHN)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 214  ページ： 138-143  発行年： 2015年07月31日 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu²⁺に対応した2種類のシッフ塩基蛍光プローブを設計し,p-フルオロベンズアルデヒド,p-フェニレンジアミン,複素環化合物(イミダゾールやベンズイミダゾール)間の反応により合成した。プローブの最適形状,フロンティア軌道,分子軌道寄与,励起エネルギーを理論計算によりB3LYP/6-31G^*で予測した。プローブをFTIR,¹H NMR,紫外-可視分光,蛍光分光により解析した。プローブは他の金属イオン(Ag⁺,Co²⁺,Mg²⁺,Ni²⁺,Pb²⁺,Zn²⁺,Cd²⁺,Fe³⁺)と比べてCu²⁺に対して高感度をもつ。Cu²⁺に対応する高い感度はベンズイミダゾールを基礎としたプローブで見いだされ,イミダゾールベースのプローブと比較して蛍光強度の著しい向上をしめす。これはベンズイミダゾールベースプローブの形状が比較的大きな共役リジッド平面構造をしていることによる。Cu²⁺に対する高い感度をもつプローブの検出機構を考察した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アゾメチン ,  プローブ ,  *窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  *金属イオン ,  銅化合物 ,  フロンティア軌道 ,  分子軌道 ,  励起エネルギー ,  平面構造 ,  *共役 ,  分子軌道法 ,  配位子
準シソーラス用語： *Schiff塩基 ,  *イミダゾール誘導体 ,  リガンド【配位子】 ,  *ベンズイミダゾール誘導体 ,  *蛍光プローブ ,  *銅イオン(2+)

分類 (1件)： 分析試薬  (CC02030D)

物質索引 (2件)： N,N′-ビス[4-(1H-イミダゾール-1-イル)ベンジリデン]-1,4-フェニレンジアミン ,  N,N′-ビス[4-(1H-ベンゾイミダゾール-1-イル)ベンジリデン]-1,4-フェニレンジアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： イミダゾール ,  ベンズイミダゾール ,  基礎 ,  シッフ塩基 ,  蛍光プローブ