文献

J-GLOBAL ID：201502210741640729   整理番号：15A0934800

クロザピン薬物相互作用における研究新進展

著者 (2件)： WANG Zhiliang (寧波市安康医院精神科) ,  XUN Zhiyuan (天津市安定医院精神科)
資料名： Zhonghua Jingshenke Zazhi  (Zhonghua Jingshenke Zazhi)
巻： 45  号： 1  ページ： 55-58  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2317A  ISSN： 1006-7884  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： クロザピンは現在公知の精神分裂症を治療するに最も効果的抗精神病薬であり、それも感情障害、遅発性ジスキネジア、難治性強迫神経症等非精神病性障害を治療する。クロザピンは第一選択薬か第二選択薬かまだ論争があるが、クロザピンは臨床上幅広く活用されていることも争いのない事実である。司天梅氏は中国10省市の抗精神病薬の処方箋の現状について調べたところ、クロザピンは第1位(31.7%)を占める。臨床上、クロザピンはよくその他の抗精神病薬、抗鬱う薬、気分安定薬、抗コリン薬、ベンゾジアゼピン系薬(BDZ)と心血管薬等と連用あるいは共同使用、また精神病患者の合併体疾患時の治療薬物、例えば抗結核薬、抗糖尿病薬、抗生物質、ホルモン等と共同使用できる。しかし、クロザピンの代謝が肝臓細胞色素P_(450)(cytochrome P_(450),CYP)酵素系に多種酵素が参加し、かつポリ受容体の作用による薬理機序は複雑になり、そのほか薬物と臨床意義のある薬物相互作用を発生しやすく、薬理作用と毒副反応の変化を招くため、クロザピン薬物の相互作用を把握することにより、臨床で薬を合理的に使用することに重要な意義がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 中華人民共和国 ,  薬理学 ,  抗生物質 ,  抗精神病薬 ,  酵素 ,  治療法 ,  薬理作用 ,  統合失調症 ,  肝細胞 ,  *薬物相互作用 ,  臨床医学 ,  受容体 ,  血糖降下薬 ,  感情障害 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族縮合化合物

分類 (6件)： 精神障害の薬物療法  (GR04020D) ,  精神医学一般  (GR01010X) ,  向精神薬の基礎研究  (GW03100Y) ,  神経科学一般  (GN01010L) ,  向精神薬の臨床への応用  (GW03110J) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

物質索引 (1件)： クロザピン

タイトルに関連する用語 (4件)： クロザピン ,  薬物相互作用 ,  研究 ,  進展