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J-GLOBAL ID：201502210748011719   整理番号：15A0896574

溶接・接合工学の最近の動向 I 溶接の材料科学 3.溶接材料開発

著者 (2件)： 末永和之 (神戸製鋼所) ,  岡崎司 (タセト)
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 84  号： 5  ページ： 369-370  発行年： 2015年07月05日 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近の溶接材料の開発動向について解説した。1)溶接材料;単体での開発のみならず溶接プロセスとの組み合わせによる開発が盛んに進められ,高靱性化,耐割れ性向上,長寿命化などの高性能化,及び溶接の高速化,大入熱化,工数削減などの生産効率化を目的とした溶接材料開発が進んだ。2)鋼種別の材料開発動向;最近2年間(2013~2014年)の溶接学会全国大会,溶接学会論文集の文献を調査した。その結果,27件が収録され,軟鋼,高張力鋼,低合金鋼で25件(造船分野の隅肉溶接の高品質化,海洋構造物分野の高強度化・高靱性化,風力鉄塔分野の極厚板化,建築分野の東京スカイツリに使用された溶接材料,低変態温度溶接材料による低残留応力化など),ステンレス鋼・ニッケル基合金で2件(Ni,Moを低減したリーン二相ステンレス鋼用のフラックス入り溶接ワイヤ,野外作業用の溶接作業性に優れたフラックス入り溶接ワイヤ)の報告があった。

シソーラス用語： *溶接 ,  接合 ,  材料科学 ,  *溶接材料 ,  高張力鋼 ,  軟鋼 ,  低合金鋼 ,  溶接構造物 ,  ニッケル合金 ,  ステンレス鋼 ,  フラックス入ワイヤ ,  ソリッドワイヤ ,  溶加材 ,  *研究開発 ,  *合金設計
準シソーラス用語： Ni基合金 ,  研究動向 ,  合金開発 ,  低変態温度溶接材料

分類 (1件)： 溶接材料  (WC07120E)

引用文献 (27件)：

• 千葉ら,講概,94,122
• 千葉ら,SW-3517-14
• 袁ら,講概,92,16
• 袁ら,講概,94,124
• 袁ら,SW-2560-14

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶接 ,  接合工学 ,  動向 ,  材料科学 ,  溶接材料 ,  開発