抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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正弦波発振回路の歪低減法について示した。増幅器と帰還回路で構成した発振器のループ利得を制御する自動利得制御(AGC)に含まれる交流成分を除去するために2乗加算法を用いた。2相発振では,2乗加算法によりsin波とCOS波を2乗して加算することで交流成分を除去できることを示した。3相発振では位相が120°異なるsin波を2乗して加算することで交流成分を除去した。2乗加算を実行するためにアナログ乗算器とアナログ加算器を用いた発振振幅の検出器を提案した。提案の振幅検出器を組込んだ2相と3相発振器を制作し高調波特性を調べた。結果では,2倍の高調波をノイズフロア近くまで低減でき,全高調波歪はそれぞれ-132dB,-135dBであり,低歪化が実現できたことを示した。