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J-GLOBAL ID:201502210800271350   整理番号:15A1073057

スプリンクラーによる効果的な乳牛の冷却:水噴霧に対する生理学的反応

Cooling cows efficiently with sprinklers: Physiological responses to water spray
著者 (3件):
資料名:
巻: 98  号: 10  ページ: 6925-6938  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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米国の酪農場は一般に,飼槽の上方に据え付けたスプリンクラーにより牛を冷却する。このシステムは貴重な資源である飲用水を使用するが,乳牛を冷却するのに必要な量や液滴サイズに関する実験的証拠はほとんどない。著者らは,スプリンクラーの流速および液滴サイズが高温乾燥気候での暑熱負荷の生理学的測定値に及ぼす影響,また,水使用に対する冷却効果を評価した。処置は無噴霧対照と6種散水ノズル(3分間,2種液滴サイズで0.4,1.3,≧4.5L/分の適応を4回実施)であった。周囲条件(気温=31.2±3.8°C)で個別検査するホルスタイン高泌乳牛からデータを収集した。乳牛をヘッドロックに1時間拘束し,クロースオーバーデザインで3日ごとに1処置/日を実施した。乳牛に噴霧しない場合,暑熱負荷の生理学的測定値は1時間の処置の間増加した。全ての測定値が速やかに噴霧に反応した:皮膚温は1回目の水適用中に低下し,呼吸数と体温は2回目の前に低下した。液滴サイズは冷却に影響しなかったが,流量はいくつかの測定値に影響した。1時間の終了時,0.4L/分の噴霧では,呼吸数と直接噴霧された体の部分の皮膚温がベースライン値ではなく対照よりも低下したが,体温はベースラインより0.2°C上昇した。1.3または≧4.5L/分の噴霧では,呼吸数は対照よりも少なく,ベースラインと比べて減少し,体温は処置終了後少なくとも30分間,ベースラインを下回ったままであった。水使用に対する冷却効果の最もバランスのとれた処置は1.3L/分であった:≧4.5L/分は1.3L/分と比べ,呼吸数をベースラインに相対して4回/分多く減少させたが,水の各追加リットルは,この測定値を≦0.1回/分しか減少させなかった。著者らは,皮膚温と体温が処置終了後もベースラインより低いままの時間に対して,同様の水効率性パターンを認めた。したがって,高温乾燥気候にこの間欠的な噴霧スケジュールを用いた場合,少なくとも1.3L/分での適用は冷却を向上させたが,この上に,追加の生理学的利益は比較的軽微であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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牛  ,  飼養管理  ,  飼育管理機械・施設 
タイトルに関連する用語 (4件):
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