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J-GLOBAL ID:201502210803996819   整理番号:15A0877577

Gβ様蛋白質CpcBはAspergillus fumigatusにおいて菌糸成長,分生子柄形態と病原性に必要である

The Gβ-like protein CpcB is required for hyphal growth, conidiophore morphology and pathogenicity in Aspergillus fumigatus
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  ページ: 120-131  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CpcB(交差経路制御B)は酵母Cpc2と哺乳類RACK1(活性化蛋白質キナーゼCの受容体)オルソログをコードし,Aspergillus fumigatusにおけるヘテロ三量体G蛋白質のβサブユニットと機能的相同性であるWD繰り返し蛋白質である。既報ではCpcBがA.fumigatusとAspergillus nidulansの成長と発達を支配すると報告した。しかし,CpcBオルソログの機能的本体とG蛋白質複合体との関係についてほとんどわかっていない。この研究において,著者らは細胞質AfCpcBがGβ様蛋白質オルソログとして働き,A.fumigatusにおける菌糸成長,分生子柄形態,細胞壁完全性と病原性において重要な役割を演ずることを証明した。さらに,AfcpcBとAfgpaB(Gα)の二重欠損は異常な多重中隔分生子柄を有するAfgpaB変異体に類似した表現型を引き起こすが,白い綿毛のようなコロニーを有するまばらな分生子形成を示した。このように,悪化した分生子形成欠損はAfgpaBまたはG蛋白質複合体のGαサブユニットと比較してAfcpcBにはそれ自身に特定の機能があることを示唆した。その上,A.nidulansと酵母,(Saccharomyces cerevisiae, Schizosaccharomyces pombe,Candida albicans)のAfcpcBオルソログを用いた相補性アッセイではA.fumigatusのネイティブプロモーターの下で全て試された真菌類のAfcpcBオルソログがAfcpcB欠失変異体の菌糸成長の欠損を大部分回復させることができることを示唆したが,A.nidulans cpcBオルソログだけはΔAfcpcB分生子形成欠損を完全に元に戻した。そして,CpcBはAspergillus属のGβ様蛋白質オルソログの働きをするが,酵母にはない分生子形成に要求される独特で重要な未探索の機能がある可能性を示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分化,増殖,成長,生殖  ,  生物学的機能 

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