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J-GLOBAL ID：201502210815506736   整理番号：15A1382994

端部官能化グラフェン量子ドットの電子的,光学的性質と作用機構

Electronic and Optical Properties of Edge-Functionalized Graphene Quantum Dots and the Underlying Mechanism

著者 (4件)： LI Yunhai (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  SHU Huabing (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  NIU Xianghong (Southeast Univ., Jiangsu, CHN) ,  WANG Jinlan (Southeast Univ., Jiangsu, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 44  ページ： 24950-24957  発行年： 2015年11月05日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 54C原子からなるヘキサゴナルジグザグエッジを持つグラフェンの端部をH,CH₃,NH₂,OH,F,CHO,COCH₃,COOHで官能化して得たグラフェン量子ドット(GOD)の電子構造と光学的性質を密度汎関数法と多粒子摂動理論で計算した。後者はG(Green関数法)W(遮蔽Coulomb相互作用)法とランダム相近似(GW+RPA)およびBethe-Salpeter式(GW+BSE)の組み合わせで計算した。GODと官能基のフロンティア軌道のハイブリダイゼーションはHOMO-LUMOギャップを縮小し,GODから官能基への電荷移動はギャップを拡大した。逆に,フロンティア軌道ハイブリダイゼーションは低エネルギのdarkエキシトンを活性化,電荷移動はエキシトン結合エネルギを増加し,これらの協同で第一brightエキシトンエネルギを低下させた。C=O結合を含む官能基は電子的性質と光学的性質(誘電関数虚数部の強度)を大きく改変したが,そのほかの基の効果は小であった。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *官能化 ,  *量子ドット ,  電荷移動 ,  *電子構造 ,  HOMO ,  エネルギーギャップ ,  光学的性質 ,  *電子吸収スペクトル ,  密度汎関数法 ,  端部 ,  *励起子 ,  置換基効果 ,  多粒子系 ,  分極 ,  誘電関数
準シソーラス用語： HOMO-LUMOギャップ ,  *エキシトン ,  ハイブリダイゼーション ,  複素誘電関数

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  巨大分子,高分子  (BH09020D) ,  有機化合物・錯体のX線スペクトル(分子)  (BH06052X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 官能化 ,  グラフェン量子ドット ,  電子 ,  光学的性質 ,  作用機構