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J-GLOBAL ID:201502210832138805   整理番号:15A0957894

L-ジオクチルタータラートおよびL-トリプトファンの二成分キラルセレクタによる水性二相抽出によるラセミフルルビプロフェンのエナンチオ分離

Enantioseparation of Racemic Flurbiprofen by Aqueous Two-Phase Extraction With Binary Chiral Selectors of L-dioctyl Tartrate and L-tryptophan
著者 (8件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 650-657  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W0179A  ISSN: 0899-0042  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水性二相抽出(ATPE)を二相認識キラル抽出(BRCE)と併用することにより,フルルビプロフェンエナンチオマのキラル分離のための新規方法を開発した。エタノール(35.0%w/w)および硫酸アンモニウム(18.0%w/w)から成る抽出溶媒として水二相系(ATPS)を用いた。BRCEのために用いたATPS中のキラルセレクタはL-ジオクチルタータラートおよびL-トリプトファンであった。それらは,アミノ酸,β-シクロデキストリン誘導体およびL-タータラートエステルから保護された。フルルビプロフェンエナンチオマのキラル分離条件として,L-ジオクチルタータラートやL-トリプトファンの量,pH,フルルビプロフェン濃度および操作温度といった因子を調査した。最適条件は次の通りであった:L-ジオクチルタータラート80mg;L-トリプトファン40mg;pH4.0;フルルビプロフェン濃度0.10mmol/L;温度25°C。フルルビプロフェンエナンチオマの最大分離係数αは2.34に達した。フルルビプロフェンエナンチオマのキラル分離のメカニズムについて検討し考察する。上相と下相においてそれぞれR-エンチオマとS-エナンチオマがエナンチオ選択的に確認されたL-ジオクチルタータラートおよびL-トリプトファンにより相乗的抽出が行われたことを結果は示した。従来の液体-液体抽出と比較して,BRCEと併用したATPEは,いかなる有機溶剤も使うことなくより高い分離効率およびエナンチオ選択性を示した。提案した方法は,従来の抽出法に変わる様々なエナンチオマ分離のための可能性の高い強力な方法である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
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