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J-GLOBAL ID:201502210832250915   整理番号:15A1088192

異なる温度および水分レジメ下のCupressus sempervirensの天然および造林集団からの実生の性能

Performance of seedlings from natural and afforested populations of Cupressus sempervirens under different temperature and moisture regimes
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 257-271  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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造林計画の成功のために種子品質は重要であるが,実生は気候的ストレスに対し感受性である。従って,造林成功を向上するために,種々の気象条件において天然および栽培集団からの実生の性能を比較することが必要である。異なる温度および水分レジメの下で,3つの天然および4つの造林のシリアのCupressus sempervirens L.集団の実生において成長性能を調査した。「暖かい」気候チャンバーは,およその現在の平均年次温度(日/夜:20/10°C)をシミュレーションした。一方,「暑い」チャンバーは平均5°Cの増加(日/夜:25/15°C)をシミュレーションした。実生を週単位で2回(乾燥)あるいは3回(湿性)潅漑した。両チャンバーにおける全ての成長変数において,天然由来実生は造林由来のそれらを上回った。暖かいチャンバーで,根長およびバイオマスは両方の集団タイプの潅漑によって影響されなかった。しかし,乾燥処理下でシュート高さは造林実生で低減したが,天然実生でそれはわずかに増加した。熱いチャンバーで,乾燥処理下の集団タイプにおいてシュート高さは低減したが,根長およびバイオマスは増加した。2つのチャンバー間の比較から,乾燥処理下でシュート高さおよびバイオマスは高温で低減したが,根長およびバイオマスは有意差が認められなかった。高温に対する同じ応答は湿性処理下で観察されたが,根バイオマスも低減した。本稿の結果は,シリアにおけるC.sempervirensの残りの天然林を保護する必要性を強調し,造林計画のための天然林からの種子材料の系統的収集を推奨した。これは,稀有の絶滅危惧植物種を回復する生息域外栽培を保持する可能性があった。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
造林一般  ,  発生,成長,分化  ,  植物に対する影響 

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